こんにちは!婚姻届製作所です。
婚約指輪についての第2弾です。早速いってみましょう!
婚約指輪の予算
婚約指輪(エンゲージリング)はどのくらいの価格なのでしょうか。
昔からよく聞くフレーズに「給料3か月分」なんてものがあります。これって本当なの?そう思うのも分かります。安心してください。これは広告のキャンペーンフレーズなんです。1970年代にダイヤモンド関連の大企業が広告キャンペーンで唱えたものなのです。当時有名であった芸能人がこれを受けて記者会見で「給料3か月分の婚約指輪を贈りました」と発言したことから、広く知られるようになり、今でも聞くフレーズになりました。
婚約指輪の平均予算は20~40万円ほどです。
20代の平均予算は30万円前後といったところです。
しかし、年齢が上がっていくにつれ、平均予算も挙がっていく傾向にあります。年を重ねると年収も上がり、余裕もできてくるのでしょう。
30代の平均予算は40~50万ほどにまで上がります。
ただ、あくまで平均ですから、上記の金額より安価である人もいれば、もっとお金をかける人もいます。更に言うと、婚約指輪自体を不要と考えるカップルだっているのです。婚約指輪はいらないから、その分の予算は他に回すといったように。
今の時代はファッションも生活スタイルも価値観も多様化している時代です。ふたりが納得できれば、安価なリングでもいいし、リングではないアクセサリーだっていい。もしかすると家具や家電も良かったり、旅行や美味しい食事なんて体験を求めるのかもしれません。自分たちにとって何が必要なのか、ふたりで話し合って見極めていきましょうね。
婚約指輪の品質について知る
ダイヤモンドの表記基準に4Cというものがあります。これはダイヤの価値を決める重要な判断基準で「Carat(カラット)」「Clarity(クラリティ)」「Color(カラー)」「Cut(カット)」を指します。聞いたことのある言葉もあるかと思います。ひとつずつ解説していきます。
「Carat(カラット)」
大きさ、正確にはダイヤの重さを表しています。数字が大きいほどサイズも大きくなります。ダイヤの華やかさや存在感を重視する方はカラットの大きいダイヤを選びましょう。
カラットは値段に大きく影響するので、価格とグレードのバランスには注意しましょう。
ちなみに、婚約指輪に使われるダイヤで日本人女性に好まれるサイズは0.2~0.3カラットと言われています。
「Clarity(クラリティ)」
これは透明度を表しています。ダイヤモンドの中に内包物が少なければ少ない程、価値が上がります。婚約指輪に使われるようなクオリティのダイヤに関して言えば、肉眼で内包物が見えるような質の物はほとんどありません。その為、一定以上の質があればあとは自己満足の域と言えるかもしれませんね。
「Color(カラー)」
これは無色透明度、色味の数値です。ダイヤモンドは原則、無償透明であるほど価値が高くなります。一部、ピンクダイヤやティファニーのイエローダイヤモンドのようなものもありますが。
しかし、指輪にしたダイヤモンドの色味は見てもあまり判別できないでしょう。色の違う石を並べてなんとか分かるかな、といった程度です。自分が納得できる質以上は値段と相談して決めましょう。
「Cut(カット)」
ダイヤモンドのプロポーションと研磨仕上げ状態、対称性を評価するものです。
評価分類は【Excellent/ Very Good/ Good/Fair/Poor】に分かれます。グレードが高い程、ダイヤの輝きが増していきます。カットの評価の他、研磨と対称性がexcellent評価のものを3excellentと呼び、最高品質のダイヤと言ってよいでしょう。
完璧な対称性のダイヤにのみ現れる8個のハートと8本の矢が特徴的な「ハート&キューピッド」は更に高品質と言ってもいい非常に価値の高いダイヤモンドです。予算に余裕があり、こだわりたいという方は検討してみるのも良いかもしれません。
ダイヤモンドに輝きを求める方には、このカットを重要視しましょう。
婚約指輪のメンテについて
指輪のメンテナンスにも少し触れておきます。婚約指輪に限りませんが、アクセサリーは日々身に着けていると汚れも気になってきます。しかし、メンテナンスは簡単です。
アクセサリーを外して、研磨剤の入っていないジュエリー用クロスや眼鏡用のクロスなどでさっと拭くだけ。これで大体はきれいになります。
もっとしっかりと洗いたいという方であれば、コップ1杯程度の水やぬるま湯に中性洗剤をほんの数滴たらしてアクセサリーを浸けましょう。暫くしてから柔らかい歯ブラシ等で優しくこすって、水洗いをしてから拭けば完了です。
それでも汚れが落ちない!なんて時は、購入したショップへ持ち込んでクリーニングをお願いしてみてください。ショップによっては無料で受けてくれますよ。
さて、いかがでしたでしょうか。2回に渡ってお届けした婚約指輪についてのガイド。決して安いお買い物ではありませんし。込める想いも相当な贈り物です。あなたもお相手も喜ぶ最高のプレゼントになるよう、しっかりと準備して、納得のいくお買い物にしてくださいね。