こんにちは!婚姻届製作所です。
「この度、めでたく恋人から夫婦になります!」
そんな幸せなおふたり。おめでとうございます!心からお祝い申し上げます。
いざ入籍となったとき、何が必要になるのか、具体的に答えられる人ってあまりいないのではないでしょうか?今回はそんなお声にお応えします。これを見れば準備もバッチリですよ!
そもそも結婚と入籍って違うんです
「この度、入籍しました!」なんて結婚の報告でよく聞くこのセリフ。入籍イコール結婚ってなんとなく思っている方って多いのではないのでしょうか?
実は「結婚」と「入籍」って意味が違うんですよ。
結婚とは、婚姻届を提出することで法律的に夫婦になることを言います。それまでそれぞれ親の戸籍に入っていたふたりが、親の戸籍から抜け、夫婦で新しい戸籍が作られるのです。これが結婚ですね。
一方、入籍とは、あらかじめ存在している戸籍に入ることを意味します。
例えば、再婚をした場合に女性の連れ子の戸籍を筆頭者の男性の戸籍に入れる場合。
例えば、離婚をした場合に、子供の戸籍を父親の戸籍から母親の戸籍に移す場合。
など、このような場合を指します。
どうでしょう?改めてみると、実は結婚と入籍って意味が全く違うことがわかりますね!
しかし、世間一般では「結婚=入籍」がかなり浸透していて、このような意味合いで使われていることが多くあります。
特にメディアでは多く使われていて、「芸能人の〇〇さんと〇〇さんが入籍!!」なんてニュースや、著名人本人が「この度〇〇と〇〇は入籍いたしましたことをご報告させていただきます」といった発表をするなんてことををよく目にします。
こういった事が大きく影響をして、結婚と入籍が同じ意味であるかのように認識されているといった原因のひとつになっているのでしょう。
言葉の意味は時代によっていかようにでも変わっていくものですから、あまり気にせずに結婚≒入籍の認識でも問題はないのかと思います。
友人に「入籍したんだ~」と報告されて、「入籍じゃなくて結婚でしょう」なんて返すのは野暮ってものですし。是非とも幸せなおふたりに「おめでとう!」って返してあげてくださいね。
婚姻届提出に必要なもの
さて、いよいよ本題です。入籍≒結婚に必要なものって何?という質問にお答えします。
・婚姻届
・本人確認書類
・印鑑(任意)
・戸籍謄本
・黒のペン
以上の5つです。ひとつずつチェックしていきましょう。
・婚姻届
これは記入する必要事項は全国で共通しているので、どこで貰っても問題ありません。複数枚貰うこともできるので、書き間違いをしてしまった時の為に、余分に貰っておくことをお勧めします。
また、婚姻届を出す機会はこの時だけの特別な機会ですから、当方のオリジナル婚姻届でより特別な婚姻届を制作して、より特別な記念にしてください(笑)
・本人確認書類
マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなど、顔写真付きのものは1点でOKです。
年金手帳や健康保険証などの顔写真のないものは2点の確認が必要になります。
・印鑑(任意)
以前は必須でしたが、今では夫・妻の両者とも任意になっています。
・戸籍謄本
まずは戸籍謄本が必要になるかどうかを確認してください。
夫と妻の本籍地と婚姻届を提出する役所が
両者とも同じ場合…戸籍謄本は必要ありません
妻のみ異なる場合…妻の戸籍謄本が必要
夫のみ異なる場合…夫の戸籍謄本が必要
両者とも異なる場合…ふたりの戸籍謄本が必要
戸籍謄本は本籍地がある役所での発行となりますので、直接赴いて取得する必要があります。役所へ行くことが難しい場合は郵送での取り寄せも可能です。
最近ではマイナンバーカードがあればコンビニで発行することも可能なケースも出てきましたが、全ての役所が対応しているわけではないので、該当の市区町村がコンビニ発行でに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
・黒のペン
黒のボールペンや万年筆をご用意ください。消えるペンや鉛筆などはNGです。
婚姻届を提出!
必要なものを揃えて婚姻届を記入したらいよいよ役所に提出です。
これが受理されれば晴れてふたりは夫婦に!
婚姻届を役所に受理された日が、婚姻成立日つまり、夫婦となった日となります。いわゆる結婚記念日という日ですね。
ここで注意してほしいのは、例えば提出した書類に不備があって受理されなかったなんて場合です。受理された日がずれてしまうと二人の記念日も変わってしまいます。心配であれば事前に役所の窓口で確認してもらったりして、余裕をもって準備をしてくださいね。
また、大抵の役所は休日や夜間でも婚姻届の提出ができますが、一部対応していない所もある為、事前に対応しているかどうかの確認もしておきましょう。
結婚記念日はおふたりにとって特別な日ですから、是非ふたりで話し合ってここぞという特別な日を選んでくださいね。誕生日や交際を始めた日、クリスマスやプロポーズをした日など、ふたりだけの思い出深い日を挙げて選んでいくと特別感もひとしおですよね。
いかがでしょうか。入籍に必要なもの。ご理解いただけていたら幸いです。
毎年結婚記念日が巡ってくるたび、ふたりで特別な日を感じられるような素敵な記念日になりますよう願っています。