両家顔合わせの流れ!服装や手土産、場所、日取り、費用について

両家顔合わせの流れ!服装や手土産、場所、日取り、費用について

こんにちは!婚姻届製作所です。


プロポーズが成功し、相手のご実家へ挨拶をして結婚の許可が得られたら、両家の家族を集めて顔合わせをします。

今後家族となる両家が初めて顔を合わせる場なので、結婚するふたりがしっかり当日を仕切らないと、ご両親から今後の結婚生活を不安がられてしまう可能性も。
そこで今回は、両家顔合わせの流れやポイントについてお伝えします。

両家顔合わせとは

両家顔合わせとは、結婚するふたりとその両親や家族が初めて顔を合わせ、今後の交流を深めるための場として食事をするものです。

そもそも、なぜ両家で顔合わせをするのでしょうか。
結婚をするかしないかは当事者のふたりが決めるものですが、結婚するとその両親や兄弟姉妹も親族となります。

親族となる両家が初めて会うタイミングが両家顔合わせなので、その場をしっかり計画するのは非常に重要なのです。

結納と両家顔合わせの違い

また両家の顔合わせに関連するものに「結納」があります。
結納とは、ふたりが結婚することを約束する儀式のこと。
一般的には金品の交換を行います。

従来であれば両家の顔合わせ時に結納をしていましたが、近年では結納を行わず、両家顔合わせの食事会のみを行うのがが多いです。

両家顔合わせで決める6つのこと

両家顔合わせをする場合に決めるものは大きく6つあります。

  • 日取り
  • 出席する人
  • 場所、お店
  • 費用
  • 服装
  • 手土産

日取り

まずは両家が集まる日取りを決めます。

日柄を気にするのであれば「大安」が最もおすすめです。そのほかにも「友引」や、午前中に開催するなら「先勝」、午後なら「先負」もよいでしょう。
時間帯は昼の時間帯が一般的です。

また両家顔合わせのタイミングは、ふたりの両親に挨拶して1〜3ヶ月後、結婚式を挙げるならその3〜6ヶ月前くらいが目安です。

出席する人

両家顔合わせに出席するのは、基本的には結婚するふたりとその両親です。

また両家の希望があれば、ふたりの兄弟姉妹やその子ども、祖父母が出席することもあります。

場所、お店

両家顔合わせをする場所は、基本的には両家の中間地点です。
しかし、両家が離れている場合は、ふたりの住んでいる地域かどちらかの実家周辺で開催することもあります。
また遠方から家族が来る場合は、宿泊費や交通費の負担も相談しましょう。

顔合わせをするお店は、落ち着いた雰囲気のレストランや料亭がおすすめです。
両家の交流を目的とした席なので、個室があるお店を選択しましょう。
また結婚式場のレストランを選べば、下見もできて一石二鳥です。

費用

両家顔合わせのお食事の費用は、1人あたり1万円〜1.5万円程度が一般的です。
新郎新婦で折半する場合が多いですが、親が負担してくれるケースもあります。

また料理の注文で会話の流れが切れてしまわないよう、コース料理を事前に注文しておきしょう。
その際、事前に出席者の苦手なものを聞いておき、避けておくことも必須です。
そのほか、カニ料理などの食べにくいもの、取り分けが必要な大皿料理は避けましょう。

お会計は新郎が代表し、食事の終盤にさりげなく席を立ち、会計するのがスマートです。

服装

顔合わせ当日の服装は、男性はスーツ、女性はスーツやワンピース、着物を選択しましょう。
また両家の意向でもう少しフランクにしたいのであれば、男性はジャケットスタイルでもOKです。

手土産

両家顔合わせでの手土産は、相手の家族に対して渡すものです。
結婚するふたりが準備する場合もあれば、両親が準備する場合もあります。

どちらかの家が準備していないと気まずい雰囲気になるため、必ず手土産の持参について事前に確認しましょう。

手土産の金額は、2,000円〜5,000円程度が相場です。
また地元の名産や日持ちする焼き菓子などを選ぶとよいでしょう。

両家顔合わせ当日について

両家顔合わせの当日は、結婚するふたりが一緒に行くのではなく、それぞれの親と事前に待ち合わせて店に向かうのが一般的です。

また顔合わせは結婚するふたりが主催なので、ふたりが末席に、両親が上座に座ります。

着席後の流れ

着席後、場が落ち着いたら新郎となる男性が挨拶します。その際、足を運んでくれたことへの感謝と、会の目的を説明しましょう。

挨拶が終わったら、料理が運ばれるまでに新郎となる男性から自分の両親の紹介をし、新婦となる女性が両親の紹介をします。
また手土産も両家の紹介が終わったタイミングで行いましょう。
婚約記念品を交換する場合も、食事が始まる前に行います。

料理が揃ったら、乾杯をします。
発声は男性側の父がするのが一般的です。

食事中は結婚するふたりが中心に話題を作り、場を盛り上げます。
話題には、ふたりの幼少期の話や、結婚式や新生活の話などを選ぶとよいでしょう。

顔合わせはおおよそ1時間半〜2時間程度で、頃合いを見て結びの挨拶を男性から行います。
また記念の写真撮影をするなら、お店のスタッフに頼みましょう。

いかがでしたか?
いざとなるとわからないことも多い顔合わせですが、ポイントを押さえておけばそう難しいものではありません。
両親にも安心してもらえるようなスムーズな案内をしたいものですね♪

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