晴れて結婚が決まり入籍日を決めたら、婚姻届を提出する必要があります。
いざ提出しようと思っても、何を準備したらいいのか? 書き方や決まりはあるのか? など初めてだと分からないことも多いかと思います。
そんなあなたのためにこの記事では、
- 結婚するまでの準備
- 婚姻届を提出するまでの4STEP
- 婚姻届を提出する当日の持ち物
- 婚姻届の提出先
- 婚姻届を提出する際の注意点と疑問点
以上のことが分かるようになっています。
この記事を読んだら安心して当日を迎えられるので、さっそく見ていきましょう。
結婚するまでの準備
ここで少しだけ私のお話しをさせてください。
私は結婚を決めるまでは付き合って3ヶ月ほどと短かったのですが、入籍したい日にちを決めていたので、実際の準備期間は半年ほど余裕がありました。
結婚するには婚姻届を提出するまでに、親への挨拶、両家顔合わせなど行うことはたくさんあります。
意外と時間がないので、私は1月末に入籍するにあたり、12月中には婚姻届を提出する準備を済ませられるように意識して動きました。
後述しますが婚姻届を提出するまでに準備するものもあるので、ギリギリにならないよう早めの行動をおすすめします。
婚姻届を提出するための4STEP
ここからは実際に婚姻届を提出するまでのステップを4つに分けて見ていきましょう。
STEP1 婚姻届を用意する
婚姻届は戸籍法によって様式が定められています。
- A3用紙サイズ
- 普通紙か上質紙に印刷されている
- 記入欄の文字がきちんと読める
- 文字サイズとフォントは規定から変えてはいけない
- 規定の項目が網羅されている
- 切り込みなどで用紙の形を変えてはいけない
- シールを貼るなど装飾をしてはいけない
以上の条件さえ満たせれば実はなんでもOKなので、自作した婚姻届を提出することも可能です。
役所で貰うこともできますが、可愛い柄のものやオリジナリティ溢れるものなど、ダウンロードできるサイトもあるので気に入ったものを選びましょう。
記入の際に間違えたとしても修正テープや修正液は使用してはいけません。
二重線で消して余白に正しい文字を記入しましょう。
捨印があれば訂正印はいらないので、捨印を押しておくことをおすすめします。
婚姻届は、書き損じることもあるので2〜3枚予備も手に入れとくと安心です。
STEP2 婚姻届の証人欄に署名をもらう
婚姻届には証人欄があり、2人から署名捺印をもらう必要があります。
署名は自筆のみ可能で、代筆はできません。
証人になって欲しい方が遠方に住んでいて、すぐに会えない場合もあるので提出日までに余裕を持って準備しましょう。
余談ですが、私たちは本籍をどこにするかでお義父さんと揉めました。
婚姻届には本籍とする地を記入する欄があります。
私たちは新しく住む家の住所を本籍とする予定でしたが、旦那のお義父さんに反対され軽い言い合いに。
旦那が長男であるため、『田舎の代々住んでいる場所を本籍にして欲しいお義父さんvs新しく住む家の住所を本籍としたい私たち』で意見の食い違いがありました。
考え直して欲しいと言われましたが、私たちは田舎に帰る予定もなく、本籍地と居住地が離れていると何かと不便です。
新しく住む家の住所を本籍とすることで落ち着きましたが、本籍問題は根深いこともあるようなので、予め親とも相談しておく必要があると痛感しました。
STEP3 戸籍謄本を取り寄せる
婚姻届を提出する役所が本籍地ではない場合、戸籍謄本を提出する必要があります。
戸籍謄本は夫となる人、妻となる人の2人分が必要です。
本籍がある自治体の窓口や郵送での対応になるので、本籍地が遠方にある方はこちらも早めの準備をおすすめします。
STEP4 事前に役所に確認してもらう
婚姻届は提出日ではなく、受理された日が入籍日となります。
万が一婚姻届に不備があり、その日に受理されないとなるとせっかく希望した日が入籍日にならない可能性もあるので注意しましょう。
婚姻届は365日24時間提出できますが、窓口にて対応してもらえるのは平日の日中のみです。
特に夜間や休日は警備員さんしかおらずその場で確認してもらえません。
不備があったら翌日等が入籍日になってしまうので、事前に役所に確認しておき当日提出するだけの状態にしておくと安心です。
結婚を決意したあとの準備期間は、意外と時間が限られています。
当日慌てないためにも、早め早めの準備を心がけてくださいね。
婚姻届を提出するまでの流れが確認できたところで、ここからは提出する当日の持ち物を確認していきます。
当日の持ち物
婚姻届を提出する日は、以下の持ち物を持参すれば大丈夫です。
順に確認していきましょう。
婚姻届
保証人欄を含む全ての欄が記入済みの婚姻届が必要です。
2人分の戸籍謄本
夫となる人、妻となる人、それぞれの戸籍謄本を準備しましょう。
印鑑
何かミスがあったらその場で訂正印を押せるように、夫婦それぞれの印鑑があると安心です。
女性は旧姓の印鑑を用意しましょう。
シャチハタはNGなので、認印や実印が必要です。
本人確認書類
運転免許証やパスポートなど顔写真付きで本人確認ができる書類が必要です。
忘れずに用意しましょう。
マイナンバーカードor通知カード
こちらは必須の持ち物ではありません。
なくても婚姻届は受理されますが、持っていくとその場でついでに苗字を新しい姓にして頂けるので、名義変更の手間が1つ省けます。
ここまで当日の持ち物が分かったところで、婚姻届の提出先や注意点、疑問点も確認していきましょう。
婚姻届の提出先
婚姻届を提出するのは、夫か妻どちらかの本籍地や所在地、新本籍です。
区役所がほとんどですね。
ちなみに所在地とは一時的な滞在場所も含まれるので、日本全国どこでも提出できます。
思い出の場所で提出することもできるので、記念に残りそうです。
婚姻届提出の際の注意点
婚姻届を提出に行く際は、時間に余裕をもって出かけましょう。
大安やいい夫婦の日(11月22日)など、人気な日取りは日中でも特に窓口が混雑するので、閉庁時間ギリギリに行かないことをおすすめします。
婚姻届提出の際の疑問点
ここでは私が気になったことで、区役所に直接質問して解決した事柄を紹介します。
Q1 新本籍になったら、元々の本籍からは除籍されるの?
A1 されます。自分で行う手続きは何もありません。
Q2 苗字が変わった場合、新しい苗字での住民票はいつできあがる?
A2 提出先が新住所の役所なら1時間ほどあれば完成する。
ただし、機械に入力する都合上閉庁ギリギリに来るとできないかもしれないので、余裕を持って提出に来ることをおすすめします。
ただし、これは私の住んでいる区役所に確認したことです。
役所によって違うと思うので疑問点は事前に確認すると良いでしょう。
なお住民票は、運転免許証の書き換え等で役に立つので、ついでに何枚かもらうと便利ですよ。
まとめ
婚姻届を提出するまでにはいくつか準備が必要ですが、結婚に向けての準備となると大変さよりもワクワクが上回っていたことを今でも覚えています。
楽しい結婚生活へ向けての第一歩、皆さまもパートナーと一緒に万全の準備で挑んでくださいね。