こんにちは!婚姻届製作所です。
婚姻届は役所窓口に提出するものですがどこの役所に提出するべきなのでしょうか。
なんとなく、今住んでいるエリアの役所でいいかな、なんてお考えの方が多いのではないでしょうか。
基本的に、婚姻届を提出する役所というのは以下の場所と決まっています。
・夫の本籍地
・夫の住所地
・妻の本籍地
・妻の住所地
本籍地とは、戸籍がある所です。住所地とは、住んでいる所。
本籍地は実家で住所地は上京してきた所、なんてケースも少なくありませんので、必ずしも本籍地と住所地が一致しているとは限りません。
婚姻届は上記の4つのパターンのどこかの役所窓口に提出するのですが、実は住所地とは一時滞在先でもOKなので、つまりは全国どこの役所窓口でも提出OKなのです。
一時滞在先がOKということは、例えば旅行先・思い出の場所・ウェディングを挙げるリゾート地などのエリアの役所窓口でもOKです。
具体的な例を挙げるとすると、ディズニーランドへ行ったついでに浦安市役所で婚姻届を提出。なんて事もできます。実際にそういったカップルもいるとの事です。
そうなると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにいったついでにとか、沖縄で結婚式を挙げたついでに~なんて事もできるわけです。芸能人で宮古島で入籍したなんて例もありますし、折角の入籍ならばここで!という強い思い入れのある場所で婚姻届を詠出するのは素敵な事だと思います。
本籍地以外で婚姻届の提出をする場合、戸籍謄本が必要となります。提出する役場が本籍地である場合は不要なのですが、異なる場合には婚姻届と一緒に戸籍謄本の提出が求められます。
戸籍謄本は本籍地の役場でないと取得が出来ないので注意してください。
戸籍謄本の取得は、直接役場窓口で発行してもらう、郵送で送ってもらう、コンビニ等の端末でプリントアウトする、以上3つの方法があります。
現在住んでいる場所が本籍地から遠い場合、直接役場に行くまたは郵送手配のどちらも時間がかかります。コンビニ端末も、すぐにプリントアウトできるわけではありません。端末から申請をして、申請許可が下りたら印刷が可能になるという手順の為、最長で一週間程度の時間がかかります。
どの方法方にしても戸籍謄本の準備には時間がかかるので、本籍地が遠方の方は余裕を持って事前準備をしておきましょう。
本籍地や住んでいる所以外の地域で婚姻届を提出した場合、婚姻届受理証明書を必ず貰っておきましょう。婚姻届受理証明書とは役所が婚姻届を受理したことを証明する公的文書です。これは婚姻届を提出した役場でのみ取得が可能です。なので、これを後から取得しようと思うと、改めて婚姻届を提出した役場に足を運ぶ必要があります。婚姻届を提出したその時に一緒に取得してしまいましょう。普通の紙タイプの物で350円かかります。上質紙タイプやご当地オリジナルデザインなどになると1,400円ほどかかります。発行までにも時間がかかるので、よく確認しておきましょう。
婚姻届受理証明書を取得しておくべき理由は、これが住民票の名義変更に使用できるからです。入籍後、住民票の名義が即切り替わるわけではありません。これには一週間~二週間程度かかります。
入籍後、すぐに運転免許証やパスポートの変更、賃貸契約をしたいなどといった場面があるかと思いますが、これには住民票が必要となります。
この住民票の名義変更に婚姻届受理証明書が必要となるのです。
さて、婚姻届の提出先にはどんなところが人気なのでしょうか。
既に挙げているように、有名テーマパークのある地域の役所は人気のようです。あとはやはりリゾート地ですね。結婚式を挙げてその延長で、というパターンです。沖縄や北海道、他にも全国津々浦々リゾート地と呼ばれるところは多々あり、実際に赴いた経験のある方は、何らかの素敵な思い出があったりするのでしょう。思い入れのある地域で、というのは素敵ですよね。
ふたりだけの思い出の地というのも素敵ですし、自治体によっては婚姻届の提出で特典が付いてくるなんて所もあるみたいです。
せっかく一生に一度の入籍だから、自分たちにとって意味のある場所で婚姻届を提出したい!そんなこだわりを持つ事は素晴らしいことだと思います。是非おふたりの思い入れのある場所でのご入籍を検討してみてくださいね。