こんにちは!婚姻届製作所です。
婚姻届の提出について、よくあるという程ではないのですが、たびたびあるご質問のひとつがこちらです。
「必要になる書類の戸籍謄本の準備が間に合わない!」というもの。
入籍日は決めていて、どうしても〇月〇日に入籍したい。けれど、必要になる戸籍謄本の準備が間に合わないのだけれど、どうにかならないか?という事なのですが…
結論から言いましょう。
戸籍謄本がなくても受け付けてくれます。
婚姻届は取り敢えず提出して、後日に戸籍謄本を提出します。問題がなければ婚姻届を受け付けた日に遡って受理してくれます。
少し詳しく解説していきます。
まず、そもそも戸籍謄本って必要なの?というところからですが、
婚姻届を提出する役場によって必要か不必要かが変わります。
本籍地の役場に提出するという場合には必要ありませんが、それ以外の役場に提出をするのであれば必要となります。
例えば、夫と妻のふたりとも同じ本籍地で、その役場に提出する場合はふたりとも不要。
夫は本籍地だが妻は違うという場合は妻の戸籍謄本が必要。
妻は本籍地だが夫は違うという場合は夫の戸籍謄本が必要。
夫も妻も本籍地ではない役場に提出する場合は、両名とも戸籍謄本が必要。
戸籍謄本の発行は以下の3つの方法があります。
・直接その役場に赴いて発行してもらう。
・郵送で送付してもらう。
・オンラインで申請してコンビニ等の端末でプリントアウトする。
本籍地が遠い場合は直接赴くのに手間も時間がかかります。郵送についても該当の役場へ必要書類を送付して申請、手元に郵送されてくるまでに2週間前後かかるようです。オンラインで手続きしても申請からプリントアウトが可能になる許可がおりるまで1週間程度かかる場合があります。
本籍地が遠方の場合は、どの方法にせよ戸籍謄本を手に入れるのに時間がかかるのです。
絶対にこの日に入籍する!と、入籍日つまりは結婚記念日を決めていたのに、戸籍謄本がないから婚姻届を提出できない。次の機会を待っていたら一年後だなんて、なかなか厳しいですよね。
そこで、戸籍謄本が間に合わなかったときは事情を役所に相談してみましょう。絶対に大丈夫とは言いきれませんが、多くの場合は戸籍謄本の提出を待ってくれます。
婚姻届はひとまず受け付けて、不備がないかどうか確認。後日戸籍謄本を提出して、問題がなければ婚姻届を提出した日を受領した日、つまり入籍日として受理してくれます。
この後日提出に期限はありませんが、なるべく速やかに提出しましょう。
婚姻届の提出に間に合うように準備するのが一番いいのは言うまでもありません。