結婚にまつわる名言 その2

結婚にまつわる名言 その2

こんにちは!婚姻届製作所です。

前回、結婚における名言についてサン・テグジュペリの名言をご紹介しました。

読んでいただいた方にはどのように感じられたのか、それぞれ思うところはあったかと思いますが、良い形で受け取っていただけたらいいなあと思うばかりです。

 

フリードニヒ・ニーチェの名言

今回ご紹介するのはニーチェです。

 

ニーチェの略歴 

フリードリヒ・ニーチェ(Friedrich Nietzsche18441015 - 1900825日)は、19世紀のドイツの哲学者・文学者であり、存在主義的な思想家として知られています。彼の思想は、道徳、宗教、人間の本性、知識、文化などに関する幅広い領域にわたって影響を与えました。

 

ニーチェの言葉の中で、おそらく最も有名な言葉に「神は死んだ」というものがあります。

あまりにも有名な言葉ですね。名言には違いありませんが、結婚にまつわる名言ではないので簡単にご説明しましょう。

ニーチェは有名な「神は死んだ」という言葉を提唱しました。

彼の生きた19世紀後半のヨーロッパ世界は科学が進歩し、宗教的な信仰が欠如して既存の道徳精神に批判が生まれてきた時代でした。もはや「絶対的な視点は存在しない」と、既存のキリスト教信仰によっていかに生きるべきかという視点が固定されていた人々へ発想の転換を迫りました。つまり、近代の人々が価値観や道徳に対して新たな根拠を見つける必要があることを意味しているのです。

 

ニーチェの思想はしばしば多義的で複雑であり、彼の著作は広範な解釈を許すため、異なる学者や哲学者によってさまざまな方法で理解されています。彼の影響は哲学、文学、芸術、政治思想に広く及び、20世紀の哲学と文化に深い影響を与えたのです。

 

ニーチェは何を言いたかったのか。簡単にまとめるならばこういうことです。

「人が幸せに生きるなら、固定概念にとらわれず自分の考え方を持って決断する事が大事」

 

 

フリードニヒ・ニーチェの名言

「結婚生活は長い会話である」

 

前回に引き続き、今回の名言もとても有名です。きっと聞いたことのある人は大勢いらっしゃることでしょう。

結婚式のスピーチなどで聞いたことある人も多いのでは?

 

ここで言われている「会話」とは、話すという一義的な意味に限りません。

お互いに言葉を交わし、話を聞くだけではなく、お互いの考えや気持ちを理解し合い、気持ちを深めていく。そんなところまでを意味しているのだと思います。

 

夫婦は言ってしまえば他人です。育ってきた環境も考え方も何もかもが違います。他人同士が長い期間一緒に居続ける。これだけでは家族になるとは言えないでしょう。

他人同士が結婚し、家族となり、運命共同体となっていくのに必要なもの。それが「会話」なのです。言葉を交わし、話を聞き、互いの思いを理解し、気持ちを深めていく。

勿論、他人同士が100%全てをすぐに理解するなんてことはできません。だから会話というコミュニケーションをし続けていくことが結婚生活、夫婦生活というものなのではないでしょうか。

 

結婚生活が長くなると夫婦は互いにコミュニケーションを取らなくなったりします。「言わなくてもわかるだろう」なんて。

ですが、それは本当でしょうか?夫も妻もお互いがものすごく思慮深ければ言わずとも伝わるのかもしれませんが、それは極稀なケースだと思われます。

「言ったことしか伝わらない」そう考えて積極的に会話を重ねていくべきなのかと思います。お互いを理解し合える家族で居続ける為に、会話を欠かさないようにしましょう。

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