結婚にまつわる名言 その3

結婚にまつわる名言 その3

こんにちは!婚姻届製作所です。

結婚にまつわる名言について解説をしているこのシリーズも今回で3回目になりました。

結婚や愛などにまつわる名言は、それはもうたくさん世に溢れているので、どれをご紹介しようかといつも悩んでいます。

今回は、偉人ではないけれど、名言は多く残している。そんな人の結構有名な名言をご紹介します。

 

トーマス・フラー

 

略歴

トーマス・フラーはイギリスの聖職者であり、歴史家です。著書を多く残しており、「イギリス名士列伝」「聖戦の歴史」などが有名です。イギリスにおいて文筆で生計を立てた最初の人物として知られています。ユーモアのセンスがあり、「完全なる歩く図書館」と言われるほどの博識であったそうです。数々の名言を残しているが、多くは聖職者らしく若干説教くさいと取られることもあるのだとか。

 

 

トーマス・フラーの名言

「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」

 

実はこの名言、結婚後の奥様方に披露すると「わかる~」と共感されることの多い名言なのだそうですよ。

 

結婚前は両方の目をしっかり見開いて相手が自分に適しているかどうか、しっかりと見極めなさい。結婚したら多少の事は大目に見てあげなさい。

そんな意味合いの名言です。

 

結婚前は「この人はどんな人だろう」「自分に合っているだろうか」相手を吟味する事が大切です。これから先、生涯を共に歩んでいく相手なのですから、恋は盲目なんて言葉がありますが、そんな事は言っていられません。見極めが大切。

しかし、結婚したあと長い年月を一緒に過ごしていく中で、見えていなかった部分や合わない事もたくさん出てくるはずです。そんな時は多少の事を大目に見るくらいの余裕やゆとりも大切ですよ、という事ですね。

合わないことを避けたり拒絶するよりも、落ち着けるポイントに妥協したり理解を示して許容したりする。そしてお互いに理解を深めていく事が大切ですよね。

  

ところで、「氷点」などで知られる作家の三浦綾子さんの言葉で

「片目をつむるというのは、見て見ないふりじゃなく、つむっている片目で自分の心の姿も見るといいのね」

というものがあります。

これはフラーの「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」を受けての言葉であろうことは見ればわかるかと思います。

つむった片方の視線の先。それはただ見ない・許すのではなく、自分に向けて己を鑑みるのも必要なのかもしれません。ちゃんと相手を思い遣っているのか、わがままになってはいないか、独りよがりになっていないか、正直でいられているか…

 

視線の先をどこに持っていくのか、どう考えるのかで夫婦生活は大きく変化していきそうですね。

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