婚姻届を提出する入籍に憧れがある人も、入籍に至るまでの準備では「面倒だなあ」と思ってしまう事はあるのではないでしょうか。
多くの人にとって初めての事ですし、何をいつまでに、どのように準備しておくのか。調べながらともなると大変、面倒、なんて思ってしまうのは無理もないですね。
本日のブログでは、そんな面倒な準備について解説をしていきます。
「何を用意したらいいのか」をはっきりとさせて、「楽に準備をする方法」についても触れていきます。
入籍までに準備をするもの
・戸籍謄本(婚姻届を提出する自治体が本籍地である場合は不要)
・婚姻届
・証人のサイン
・身分証明書
以上の4点を、婚姻届を役所窓口に提出する日までに準備しておきましょう。
・戸籍謄本について
婚姻届を提出する自治体の役所が本籍地である場合は不要ですが、そうではない場合は必要となります。
本籍地とは、「戸籍が登録されている所」です。実家が本籍地なんて人が多いとは思いますが、引っ越しをされていて本籍地から離れたところで入籍をするケースも少なくありません。その場合は本籍地と異なる所での入籍となるので戸籍謄本を用意しましょう。
戸籍謄本の入手方法は
・直接現地の役所窓口に足を運んで入手する
・郵送で送ってもらうよう手配する
・コンビニプリントで交付
以上の3点です。
一番楽なのはコンビニプリントですね。マイナンバーカードがあればコンビニの端末から申請して、許可がおりたらDLして印刷ができます。申請から印刷可能となるまでには1週間前後かかるようです。
コンビニプリント非対応という役所もあるので事前に確認しておきましょう。
郵送の場合は、請求用紙(役所HPでDL可能)、手数料分の郵便為替、返信用封筒、本人確認書類などの準備が必要です。必要書類を本籍地の役所へ郵送して返送を待つ形となりますが、2週間前後の時間がかかるようなので、余裕を持って準備したいところです。
・婚姻届について
婚姻届の入手については
・役所窓口で入手(全国どこの窓口でも共通)
・インターネットでダウンロード
・ショップから購入
おおよそ、この3点です。
一番多いケースは役所の窓口で貰うことです。役所は夜間閉まっていますが夜間対応の人がいるので、そちらからも入手できます。24時間365日対応しています。
インターネットでダウンロードする場合は、自宅で全て済むので楽ですが、婚姻届はA3サイズと決まっている為、対応したプリンターが必要です。コンビニ端末でもダウンロード可能です。
ショップ購入は、基本のシンプルな婚姻届ではないタイプの婚姻届を求める人用です。実は婚姻届は一定の規格が守られていればデザインは自由にすることが認められています。その為、有名キャラクターの婚姻届やブランド、独自のデザインなどがされたオリジナル婚姻届などが販売されています。
最近はこういったオリジナル婚姻届が増えており、入籍をもっと特別にしたい、気分を上げたいなんて方におすすめです。
・証人のサインについて
婚姻届には記入欄に証人2名に署名をしてもらう欄があります。これは成人であればどなたでも可能です。極端な話、道を歩く知らない人でも署名可能なのですが、多くの人はお互いの親や共通の友人、お世話になっている人などに依頼することが多いようです。
お願いしたい人が遠方に住んでいるといった場合は、手間や時間がかかるので、準備が大変であると言えるかもしれません。しかし、婚姻届に署名をお願いしたいくらいの方なわけですから、結婚の報告会や食事会など、集まる機会を設ける事があるのではないでしょうか。
そのタイミングで署名をお願いすると楽に済ませられそうですね。
・身分証明書について
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、どれでもOKです。改めて用意するまでもなく常に持っているという人も多いでしょう。
注意すべきは、記載内容に変更がある場合、事前に変更手続きをしておく事です。例えば、免許証の住所が旧住所のままで身分証として使用できなかった、なんてケースがあります。
記載内容の確認はしっかりしておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
面倒だなと感じる準備を済ませて婚姻届に記入をすれば、あとは提出するだけですね。
今はネット経由で、楽に時間を取られずに済ませることのできる手続きがあります。簡単に済ませられるものは便利な方法を利用して賢く楽に済ませちゃいましょう。