婚姻届 証人

婚姻届 証人

こんにちは!婚姻届製作所です。

 

婚姻届の記入欄にある証人の項目、2名分の記入欄がありますが、これってどんな人にお願いすればよいのでしょうか。

 

結論から言えば、「成人であれば誰でもいい」です。

ひとりだけではダメですし、未記入でもダメです。2名それぞれにお願いしましょう。

 

先達の皆様方はどんな人にお願いをしているのか。ご紹介しましょう。

 

・両親

このケースが非常に多いです。夫または妻の父と母に頼む場合もあれば、お互いの父に頼む場合もあります。お互いの母二人に頼むというケースもあります。結婚式などでは父親が何かと出番の多い事を鑑みて、母親に証人の記入を求めるなんて事も珍しくないようですね。

何らかの不備があった際、対応もし易いですし、頼み易いのもよいですね。ただ、遠方にお住まいの両親となると、記入してもらうのにも時間がかかりますから、その場合はしっかり計画立てておく必要が出てきます。

ここで注意したいのは、例えば父と母にお願いをした際、押印をする場合に同一の判子を使うのはNGという事。証人2名の判子は異なるものでなくてはならないので、両親とはいえ、異なる判子で押印をしてもらいましょう。

ちなみに、現在の婚姻届では押印は必要ではなくなったので、署名のみでもOKです。

 

・友人や同僚

このケースも多いですね。例えばお互いの友人から一人ずつ証人を立てて記入してもらう、共通の友人に頼む、友人夫妻に頼むなど、身近な仲の良い友人は証人としてピッタリと言えるでしょう。親と同じように身近な存在なので、何かあった際のリカバリーが効きやすいのも助かりますね。

 

・上司や恩師

ずっとお世話になってきた方にお願いをするというケースもあります。職場結婚の場合、共通の上司に頼むといった場合や、学生時代に共に学んだ先生にお願いをするなんてケースも。

今はあまり見なくなりましたが、大変お世話になっている目上の方にお願いをする人も。

 

ところで、証人をお願いするときには、マナーを守ってお願いしましょう。

急に婚姻届を持っていって「書いてよ」と言われても、公的な書類ですから気軽にというわけにはいけません。本籍地の確認であったり、押印をするのであれば印鑑の準備など、証人側にも確認すべき点があるのです。記入をお願いする際は事前に連絡を取って記入をお願いする旨をちゃんと伝えましょう。

更には記入する場として会食を開くなどのおもてなしをするのもおすすめです。その場には菓子折りなどを持参して贈ると良いでしょう。親しい間柄とはいえ、礼を尽くべきだと思います。

婚姻届を提出して無事役所に受理されたならば、証人の方にも報告をしましょう。記入したのにその後に音沙汰なしでは、「ちゃんと提出できたのか?」と不安にさせてしまうかもしれません。

 

余談ですが代筆はNGです。

親も友人も遠方だし、頼むのも面倒だし…と、億劫になるお気持ちは十分わかりますが、婚姻届への記入は本人でなければだめです。証人欄に不備があった際にも、証人の方ご本人に訂正をお願いしてください。

代筆なんてバレないんじゃない?と思うかもしれませんが、そういった事をチェックしている職員さんがいる役所もあるそうです。

間違いが不安であれば、婚姻届を複数枚用意して証人欄から先に書いてもらうといいかもしれませんね。

 

 

証人を依頼する人がいない場合は、どうしたらいいのでしょうか。

証人は成人であれば誰でも良いので、極端な事を言うと、成人であればすれ違った通行人の人でもOKなのです。

親や兄弟、親戚、友人や会社関係、自身と何かしらの関係があって頼めそうな人を探してみましょう。

どうしてもいないという場合は、代行の業者を頼るのも選択肢の一つです。断られるケースはまずないでしょうが、こちらの個人情報を渡すことと同意ですから、業者の選びは慎重にしましょう。

 

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