先日、新紙幣が20年ぶりに発行されましたね。
新しい紙幣の珍しいナンバーを探してみたり、youtuberのHIKAKINさんが新紙幣1億円を公開してみたり、様々話題になっています。
さて、本日のブログでは、紙幣とは全く関係のない硬貨について。その中でも1円についてのお話です。
知っていることも多いかと思いますが、少しでも「へ~」って思ってもらえれば幸いです。
では、1円硬貨に関するいくつかのエピソードを紹介しましょう。
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デザインと公募: 一円硬貨は、1955年に発行が開始されました。その前年、昭和29年に50円硬貨と同時に初めて一般公募によりデザインが選定されました。表面の「若木」のデザインは、京都府在住の中村雅美氏の作品で、裏面の数字「1」は大阪府在住の高島登二雄氏のデザインが採用されています。
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素材と製造コスト: 現在の1円硬貨は純アルミニウム製で、日本で発行中の6種類の通常硬貨の中で唯一銅を含まない素材です。一枚を製造するのにかかるコストは額面以上であり、約3円かかるとされています。
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水に浮く硬貨: 一円硬貨は水よりも比重が大きいはずですが、乾いた一円硬貨を水面に平らに置くと、浮力と表面張力が釣り合うため、実際に水に浮きます。
- 流通と需要の変化: 一円硬貨は自動販売機などで使用できず、日本の市中では不自由なく流通していますが、近年は需要減少により製造枚数が減少しています。一部では廃止論も取りざたされていますが、現在も使われている通貨です。
私は製造コストが1円以上かかるっていうのは知っていましたが、水に浮くというのは知りませんでした。そもそも、お金を水に浮かべようなんて思いませんしね…
昨今は電子マネーが普及して、実際のお金を扱う機会というのもめっきり少なくなりました。
かくいう私も、ここ暫く現金に触れた記憶がありません。しかし、きっと現金というものが無くなることはないのでしょう。50年後、100年後の世界ではどうなっているかわかりませんけど。
話題の新札に沸くのもいいですが、たまには他のお金に興味を持ってみるのも面白い発見があるかもしれませんよ。